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【新型インフル】「渡航歴なし」が盲点
このニュースのトピックス:食中毒
新型インフルエンザへの感染が確認された神戸市の高校3年の男子生徒の検体は、診察した医師が市に提出してから、市の環境保健研究所で詳細(PCR)検査をするまでに3日間かかっていた。生徒に海外渡航歴がなかったことが盲点となり、海外帰国者の診察をした発熱外来からの検体が優先されたという。
神戸市などによると、男子生徒は12日に開業医の診察を受け、簡易検査でA型陽性となったため、医師は検体を市に提出した。
午後5時ごろ、同研究所に男子生徒の検体が到着したが、同日、発熱外来を通じて別の患者の緊急の検査依頼が入ったため、そちらが優先されたという。男子生徒の検体は遺伝子の抽出が行われた段階で冷凍保存された。
生徒に渡航歴はなく、医師も新型インフルエンザではなく、「Aソ連型」と「A香港型」の識別を求めていた。
その後も他の発熱外来からの検体や、市内での食中毒の検査のためにPCR検査の機械が使われ、男子生徒の検体検査が行われたのは15日午後になってからだった。
市では「国内発症事例がまだなく、渡航歴がないことなどから考え、発熱相談センターの検査を優先した。残念な結果になった」としている。
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