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【健康】透析患者のレシピコンテスト 楽しくおいしく続けよう (1/2ページ)
透析患者のより良い食生活を応援することを目的とした、患者自身らによるレシピコンテストが行われ、グランプリ受賞者らの表彰式が開催された。透析患者は、毎日の食生活で多くの栄養素や一定の水分摂取量を管理しなければならない。「楽しくおいしく食べないと続かない」と受賞者ら。そのレシピには、我慢するのではなく、食べられる範囲での工夫がちりばめられている。(平沢裕子)
コンテストは、製薬会社のバイエル薬品(大阪市)が初めて行い、昨年10〜12月に公募。1食分(主食、主菜、副菜)を対象とした個人部門と、1日分(3食)の団体部門があり、合わせて51作品の応募があった。個人部門はグランプリ、準グランプリが各1点、佳作3点、団体部門はグランプリ1点、準グランプリ2点が選ばれた。
透析患者の食事作りが難しいのは、水分と塩分を厳しく制限しなければならないことに加え、タンパク質、リン、カリウムなども制限する必要があり、肉、魚、乳製品、野菜、果物などの摂取量が限られてしまうことだ。審査は、1食のバランスや栄養管理、独自性、創造性、手軽さなどの基準を考慮して行われた。
個人部門のグランプリに選ばれた福島県会津若松市の遠藤正己さん(56)は、慢性腎炎から25年前に透析を導入。母親の死をきっかけに、10年前から自身で料理を作り始めた。
受賞レシピは、マッシュルームの混ぜご飯、メカジキのソテートマトソース、ニンジンのサラダりんご添え。調理時間は30分で、1人分予算は400円だった。
ニンジンは水にさらすとカリウムが減るため、サラダのニンジンは千切りしたものを湯通し、トマトソースのミニトマトは果肉がしっかりしていて水分が少ない品種、アイコを使用。調理法や素材の工夫で、制限の範囲内でもおいしい料理が作れることを示した。


