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【ゆうゆうLife】医療・介護 長期入院をどうする 療養病床再編(上) (1/3ページ)
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■「新型老健」進まぬ転換
骨折や脳梗塞(こうそく)などをきっかけに、寝たきりとなった高齢者などが長期入院する「療養病床」。厚生労働省は医療費削減のため、全国に約35万床の療養病床のうち、介護保険が適用される介護型療養病床約12万床を平成23年度末までに全廃し、介護施設などに転換する計画です。その主な受け皿として昨年5月、「介護療養型老人保健施設(新型老健)」がスタートしました。しかし、転換は半年間で、わずか10施設。何が転換を妨げているのでしょうか。(篠原那美)
◇
昨年7月、療養病床をもつ北海道のある病院が、新型老健に生まれ変わった。
もともと医療型療養病床51床、介護型療養病床100床をもち、長年、地域の高齢者医療を支えてきたこの病院。
国が介護型療養病床を23年度末に全廃する決定をしたことを受け、介護施設や高齢者住宅などへの転換を検討してきた。
「入院患者の大半は介護度が高く、医療処置を日常的に必要とする人ばかり。患者をそのまま受け入れるには、(老人保健施設より)医療ケアの充実した新型老健への転換が適切だと考えた」と関係者は話す。
入院するほどではないが、夜間のたんの吸引や、胃に直接、栄養を入れる「胃ろう」などを必要とする高齢者のための介護施設。それが新型老健だ。厚労省は「従来の老人保健施設に比べても、夜間看護や終末期の看取(みと)りなどに対応できるよう、医療機能が充実している」と説明するが、あくまでも「介護施設」。「病院」ではないので、医師の配置は手薄だ。
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