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うつ病と違う心の病「ディスチミア」 著者の海原純子さんに聞く (1/2ページ)

2008.11.29 07:44
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医師の海原純子さん医師の海原純子さん

 「うつ病」と診断された会社員が休職中に海外旅行に出かけたり、同期の飲み会には参加したりする。そんな“不可解な”うつ状態を解説する『会社でうつ 休むと元気ハツラツな人』(文芸春秋)が出版された。著者で医師の海原(うみはら)純子さん(56)に原因や対処法を聞いた。(古川有希)

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 “不可解な”うつ状態は医学的には「ディスチミア(気分変調症)」と呼ばれ、うつ病とは異なる。若いころから発症することが多く、落ち込んでいるのは会社や家庭の環境のせいだと思い込む傾向があるため、「わがまま、自己中心的」といった印象でみられることもある。

 海原さんは、ディスチミアの根本的な原因について「幼少時から親に過保護に育てられ、自分らしさを抑圧されてきた『いい子』の自己コミュニケーション障害」と指摘する。

 本書には、親の期待通りに進学しながら挫折感から体調を崩し、仕事も長く続かない男女の事例が登場する。いずれも旅行や買い物のときは一時的に気分がよくなるが、仕事をしようとすると具合が悪くなるディスチミアだ。

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医師の海原純子さん
『会社でうつ 休むと元気ハツラツな人』海原純子著
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