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子供の鼻水やせき 小児科? 耳鼻科? どちらが良い? (1/2ページ)
■色と音で見分けて
子供の体調に気にかけていたのに、急に寒くなって、鼻水(鼻汁)や咳(せき)を出すようになった。親は、重症化する前に治してあげたい、と思うもの。風邪か、鼻の病気かによって受診する病院は小児科か、耳鼻咽喉科に分かれる。判断のポイントを専門家に聞いた。(日野稚子)
≪食事や睡眠時注意≫
主な症状が鼻汁と咳であることを前提にしたとき、真っ先に思い浮かぶ受診先は小児科医。医師は、子供を診てどう考えるのか。
「この時期、乳幼児で咳と水っぽいサラサラした鼻汁だけなら、ウイルス性の風邪と考えます。食欲があり、普段通り元気で熱がないなら、すぐに受診する必要はないと思います」と、長年、大学病院などで子供を診察してきた「はっとり小児科」(東京都板橋区)の理事長で小児科専門医の服部拓哉さんは話す。
自覚症状を表現できない子供を診察する小児科医は、全身症状から診断を下す。服部さんは「例えば38度の発熱で来院しても、元気に走り回る子供もいる。熱の高さと病状の軽重は必ずしも相関しないんです」
では、どんなときに小児科の受診を考えればいいのか。一つの目安として、「元気であっても鼻汁や咳が続き、食事や入眠に支障を来し始めたとき」を挙げる。体力が奪われ、長引く原因になるからだ。
受診の際、医師に伝えるべきことは症状のほかにもある。排泄(はいせつ)、特に尿の出方は「脱水症状の判断につながります」。診察室で号泣する子供も多いが、体調不良なのか機嫌が悪いのか、医師は見抜きたいという。「あまり子供の世話をしていない大人が付き添うなら、普段の様子も把握してきてください」と服部さん。受診前にじんましんが出ていたら、写真を撮るのもいいという。
≪長引くなら鼻疑え≫
「痰(たん)が絡むゴホッ、ゴホッという咳、粘り気のある鼻汁が続き治らない場合、耳鼻咽喉科の受診を考えて」。こう話すのは千葉県立衛生短大教授の工藤典代さん。同県こども病院耳鼻咽喉科部長などを務めた耳鼻咽喉科専門医だ。

