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子供の鼻水やせき 小児科? 耳鼻科? どちらが良い? (1/2ページ)

2008.11.13 07:53
このニュースのトピックス感染症
幼児を診察する服部拓哉さん。「近隣の学校や保育園などの感染症情報が小児科医には集まってくるので、本人や家族が通園しているかどうかも診断の助けになる」=東京都板橋区幼児を診察する服部拓哉さん。「近隣の学校や保育園などの感染症情報が小児科医には集まってくるので、本人や家族が通園しているかどうかも診断の助けになる」=東京都板橋区

 ■色と音で見分けて

 子供の体調に気にかけていたのに、急に寒くなって、鼻水(鼻汁)や咳(せき)を出すようになった。親は、重症化する前に治してあげたい、と思うもの。風邪か、鼻の病気かによって受診する病院は小児科か、耳鼻咽喉科に分かれる。判断のポイントを専門家に聞いた。(日野稚子)

 ≪食事や睡眠時注意

 主な症状が鼻汁と咳であることを前提にしたとき、真っ先に思い浮かぶ受診先は小児科医。医師は、子供を診てどう考えるのか。

 「この時期、乳幼児で咳と水っぽいサラサラした鼻汁だけなら、ウイルス性の風邪と考えます。食欲があり、普段通り元気で熱がないなら、すぐに受診する必要はないと思います」と、長年、大学病院などで子供を診察してきた「はっとり小児科」(東京都板橋区)の理事長で小児科専門医の服部拓哉さんは話す。

 自覚症状を表現できない子供を診察する小児科医は、全身症状から診断を下す。服部さんは「例えば38度の発熱で来院しても、元気に走り回る子供もいる。熱の高さと病状の軽重は必ずしも相関しないんです」

 では、どんなときに小児科の受診を考えればいいのか。一つの目安として、「元気であっても鼻汁や咳が続き、食事や入眠に支障を来し始めたとき」を挙げる。体力が奪われ、長引く原因になるからだ。

 受診の際、医師に伝えるべきことは症状のほかにもある。排泄(はいせつ)、特に尿の出方は「脱水症状の判断につながります」。診察室で号泣する子供も多いが、体調不良なのか機嫌が悪いのか、医師は見抜きたいという。「あまり子供の世話をしていない大人が付き添うなら、普段の様子も把握してきてください」と服部さん。受診前にじんましんが出ていたら、写真を撮るのもいいという。

 ≪長引くなら鼻疑え

 「痰(たん)が絡むゴホッ、ゴホッという咳、粘り気のある鼻汁が続き治らない場合、耳鼻咽喉科の受診を考えて」。こう話すのは千葉県立衛生短大教授の工藤典代さん。同県こども病院耳鼻咽喉科部長などを務めた耳鼻咽喉科専門医だ。

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幼児を診察する服部拓哉さん。「近隣の学校や保育園などの感染症情報が小児科医には集まってくるので、本人や家族が通園しているかどうかも診断の助けになる」=東京都板橋区
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