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【ゆうゆうLife】向き合って 歌手・川村カオリさん(37)(下) (1/3ページ)

2008.11.7 08:17
このニュースのトピックスライフスタイル
コンサートで熱唱する川村カオリさん(カルバリー社提供)コンサートで熱唱する川村カオリさん(カルバリー社提供)

 ■3年目にがん再発転移 闘病の経験を歌に託し

 乳がん治療で左胸を失った川村カオリさんは、手術や抗がん剤治療を乗り越え、芸能活動を再開しました。しかし、病魔は3年を待たず、再び川村さんを襲います。「幼い娘を残して死ねない」。強い意志で川村さんは再発・転移を公表しました。くしくも、デビュー20周年。早期発見の大切さ、応援してくれるファンへの感謝−。「あふれる思いを曲作りに託したい」と、前に向かって歩き続けます。(篠原那美)

 乳がんの手術は、悪い部分を外科的に取り除くので、摘出すれば、大丈夫だと思いがち。早期発見で手術を受ければ、90%は完治すると一般的にもいわれていますし、手術後、半年間の抗がん剤治療を乗り越えたら、生活は以前のペースに戻っていました。

 再発・転移が分かったときには、ああ私は、はずれくじを引いちゃったんだなと思いました。医師も言っていましたが、病気と向き合い、なぜ乳がんになったのか、自分の生活を見つめ直さないと、90%の方には入らない。今から思うと、ハードワークだったことなど、反省点は確かにあります。

 症状は去年の5月に出始めていました。胸部が痛くて、病院に通っていたんですが、検査をしても異常はなかった。整形外科で診てもらうと「胸部関節炎」という診断。病名がついて、ものすごく安心したんです。ああよかった。再発じゃなくて、関節炎なんだって。

 でも、もらった薬が、いつまでも効かなかった。針治療に通ったり、痛み止めの注射を打ったりしていましたが、そうこうしているうちに、首の回りに、しこりができた。

 暮れも押し迫った時期に検査し、年が明けて1月4日。結果を聞きに行くと、診察室で先生が悲しい顔をして待っていました。がんはリンパ節、骨、肺に転移していました。

    

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コンサートで熱唱する川村カオリさん(カルバリー社提供)

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