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【ゆうゆうLife】医療 がん患者が働くということ(中) (1/4ページ)

2008.11.4 07:55
このニュースのトピックス世論調査・アンケート
がんを克服して昇進した武田雅子さん(右)=東京都豊島区のクレディセゾン(撮影・北村理)がんを克服して昇進した武田雅子さん(右)=東京都豊島区のクレディセゾン(撮影・北村理)

 ■制度を知り、働きかけを

 働き盛りでがんになると、仕事を続けようと、病気であることを隠しがち。しかし、病気で休んだ場合、休業補償にあたる制度もあります。制度を理解したうえで、何ができて何ができないか、どんな協力が必要か、周囲に伝えることも必要です。(北村理)

 広告代理店に勤めていたコピーライター、大川彩子さん(42)=仮名=は6年前、乳がんの手術後、仕事量の調節を上司に求めた。しかし、会社の業績は当時、右肩上がり。大川さん自身、高校時代からあこがれだったコピーライターとして業績を積むことに余念がなかった。「今から思えば、冷静さを失っていました」

 ラッシュ時の満員電車で手術の痛みに耐えて通勤し、1週間後には徹夜もこなした。上司から「このプロジェクトが終わったら配慮するから」と言われたが、気付いたら2年たっていた。

 治療の副作用で判断力や記憶力が衰えるなど体力の限界を感じ、退職を口にすると、新しい上司から「じゃあ、休職にしたら?」といわれた。健康保険に休業補償に当たる「傷病手当」の制度があることを、このとき初めて知った。

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がんを克服して昇進した武田雅子さん(右)=東京都豊島区のクレディセゾン(撮影・北村理)
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