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【ゆうゆうLife】医療 介護と手をとる在宅医療(上) (1/4ページ)
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■医師は不信、介護側は萎縮
病院ではなく、住み慣れた自宅で療養する「在宅医療」。最近は医療費節減の観点からも注目を集めていますが、患者が生活の場である自宅で療養するには、医師や看護師といった医療職が、介護職と連携して生活の質を高めることが不可欠です。こうした「多職種連携」の現状をリポートします。(佐久間修志)
「川田さん(仮名)は、ここ数日で急に認知症が進みましたねえ」。電話越しに聞こえるケアマネジャー(ケアマネ)の声に、東京都内の在宅医、加藤守さん(55)=仮名=は言葉を失った。
「川田さん」は、加藤医師が在宅で診ている患者で91歳。数日前、加藤医師に「急にATMの使い方が分からなくなった」と話したことなどから、加藤医師が脳出血を疑い、緊急入院させたばかりだった。
「いつからこんな兆候があったんだろう」。疑問に思った加藤医師は、川田さんを担当するケアマネに問い合わせ、冒頭の言葉を聞いた。通常、認知症が数日で急激に進むことはない。川田さんはどうやら数日前から、脳出血の症状を示していたらしい。
加藤医師は、こうした情報が伝えられなかったことにがくぜんとしながらも、ケアマネに配慮し、「今後は遠慮せずに、あなたが気づいた生活情報の提供をよろしく」と告げて、受話器を置いた。
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