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中学生から「薬教育」 現場の教師は困惑も… 製薬業界は「アドバイザー」養成 (1/3ページ)

2008.9.3 07:58
このニュースのトピックス汚染・環境破壊
都内の小学校に出向いて薬教育を行う東京薬科大の加藤哲太教授。人体模型で薬が体内をどう巡るか説明している(加藤教授提供)都内の小学校に出向いて薬教育を行う東京薬科大の加藤哲太教授。人体模型で薬が体内をどう巡るか説明している(加藤教授提供)

 平成24年度からの新学習指導要領で、中学の保健体育に「薬教育」が新たに加わる。コンビニエンスストアやネット通販などでOTC(市販)薬が簡単に買える時代に、正しい使い方ができるよう、子供への薬教育の重要性は高まっている。半面、教える側には「どう教えたらいいかわからない」という声が多く、製薬業界は薬教育を支援する「くすり教育アドバイザー」養成など、態勢づくりに力を入れている。(平沢裕子)

 薬教育は現在、高校の保健体育で行うことになっている。しかし、東京薬科大薬学教育推進センター長の加藤哲太教授は「進学してくる学生のほとんどは(高校での薬の授業は)印象にないという。情報があふれる中で、健康や病気、薬に関する知識を高めるためにも、薬教育は義務教育の小中学校からくり返し教えることが必要」と指摘する。

 埼玉大教育学部付属中学では、養護教諭の宮川厚子さんが実験的に薬教育を行っている。「生理痛薬を友達同士で貸し借りしたり、痛いときに安易に薬に頼ったりなど、薬の使い方で誤った認識をもつ生徒は少なくない」と宮川さん。

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都内の小学校に出向いて薬教育を行う東京薬科大の加藤哲太教授。人体模型で薬が体内をどう巡るか説明している(加藤教授提供)
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