[PR]
ニュース:生活 RSS feed
【ゆうゆうLife】長期療養のおむつ代・寝間着代(上) (1/4ページ)
■月7万円の保険外負担
療養病床などで長期療養をする高齢者の家族から、「保険外負担」の重さに悲鳴が上がっています。“隠れた医療費”ともいわれる保険外負担については、国が通知でガイドラインを示しているものの、指導や管理が届きにくく、内容や金額はまちまち。今回はおむつ代や、「入院セット」と呼ばれる寝間着・タオルなどを例に、実態を探ります。(横内孝)
「おむつ代、病衣のリース代、クリーニング代…。この先、払い続ける自信がありません」
神奈川県に住む浜口学さん(65)=仮名=は、父(99)の入院でかかる保険外負担の重さに途方に暮れる。父親は今年1月、ショートステイ先で転倒して大腿(だいたい)骨を骨折。救急病院で手術を受けたものの、寝たきりになった。リハビリ病院を経て、5月には介護老人保健施設(老健)に移ったが、食べ物をうまく飲み込めず、6月半ばには誤嚥(ごえん)性肺炎を起こし、現在は老健の提携先である医療型療養病床に入院している。
父親にかかる保険外負担は転院で増えた。入院相談では、リハビリ病院でも療養病床でも、医療相談員から「院内の衛生管理の徹底のため」と、おむつ代や寝間着、タオル類のリースを強く勧められた。浜口さんは「少しでも負担を軽くしたい」と、持ち込みを希望したが、相談員は「当院の方針にご理解、ご協力を」の一点張り。強く主張すれば、入院を断られかねないと、浜口さんは結局、リースの契約書にサインした。
このニュースの写真
[PR]
[PR]

