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【ゆうゆうLife】医療 地域で違う保険料 高齢者医療制度の不思議(下) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
□「上限」に達する所得もまちまち
■医療費の高低ひびく
老人医療費が高い都道府県ほど、後期高齢者医療制度の保険料は高くなりますが、どんなに所得が多くても、上限は1人50万円です。ただ、どの所得で50万円に達するかは地域で違います。北海道、福岡などでは比較的低い所得で上限に達するのに対し、東京、長野ではなかなか達せず、上限に達する所得は最大で年230万円も違います。(横内孝)
「正直、今からびくびくしています。高いと聞いているからね。私も含めて年寄りは増えるばかりだし、この先もっと高くなる可能性だってある」
福岡県内で1人暮らしをする元商社マンの小嶋幸市さん(74)=仮名。新制度への仲間入りが来春に迫り、不安が募る。平成19年の総所得(33万円の基礎控除前)は年金とアルバイトの合計で約550万円。
そこで、新制度に移った場合の小嶋さんの年間保険料を試算した。福岡県の「均等割」は5万935円、所得に応じて負担する「所得割」は「(総所得−33万円)×9・24%」で、47万7708円。合計で52万8643円だが、保険料の上限(賦課限度額)は50万円だから、小嶋さんの保険料は50万円になりそうだ。
厚生労働省は上限を50万円に設定したことについて、「国民健康保険の限度額と同程度まで負担を求めつつ、中間所得層の負担を抑制するため」と説明する。

