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【ゆうゆうLife】医療 地域で違う保険料 高齢者医療制度の不思議(中) (1/4ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
□不均一保険料
■保健・栄養指導で抑える
後期高齢者医療制度の保険料は都道府県内では原則、同じですが、1人当たりの老人医療費が域内の平均より20%以上低い市町村は低く設定されます。こうした「不均一保険料」が、27都道府県約100市町村で設定されました。そのひとつ、埼玉県小鹿野町は、介護保険で予防サービスが始まる前から、高齢者の健康づくりに努めてきました。(横内孝)
埼玉県の西北部、秩父市と群馬県に接する小鹿野町は人口約1万4000の小さな町。高齢化率(65歳以上)は28%と県平均を10ポイント以上、上回る。4人に1人が65歳以上で、新制度の対象は約2400人だ。
一方、1人当たりの老人医療費は15年度から3年平均で50万4570円と埼玉県の平均を約23万円も下回る。全国最低の長野県よりも、さらに13万円以上低い。診療所がない“無医地区”でもなく、小鹿野町には町立の国保病院はじめ、医院、歯科など、10近い医療機関がある。
なぜ、老人医療費が安いのか−。最近この手の質問が多く、小鹿野町保健福祉課の分須(わけす)亮太郎さんは戸惑い気味だ。「医療費は抑えようと思ってできるものではないし、これで下がりましたといえる決定打はないです。強いて挙げれば、地道に取り組んできた保健・栄養指導や介護予防の成果ではないでしょうか」


