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「指示してない」県医師会が院長を聴取 作り置き点滴事件

2008.6.19 21:00
このニュースのトピックス医療問題

 三重県伊賀市の診療所「谷本整形」(谷本広道院長)で点滴を受けた1人が死亡した事件で、県医師会は19日、院内感染の原因となった作り置きの点滴液など診療所の衛生管理について谷本院長から聴取した。

 県医師会によると、診療所で1日に100人の患者に点滴液を投与していたことについて、担当者が「内服薬や静脈注射でも治療できるが、なぜ点滴液にこだわったのか」と尋ねると谷本院長から適切な回答はなく、衛生管理が不十分だったことは認めたという。

 聴取後、谷本院長は「作り置きについて認識していなかった。指示もしていない」などとこれまでの釈明を繰り返した。

 また、診療所では点滴液容器のふたなどをふき取る消毒綿に、1000倍に薄めた効果のない消毒液を使用していたことが県の調査で判明。点滴液が汚染され、セラチア菌が増殖したとみられている。

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