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【ゆうゆうLife】向き合って スピードスケート金メダリスト 清水宏保選手(34) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
■ぜんそくあったからこそ、体との対話を身につけた
スピードスケートの金メダリスト、清水宏保選手(34)は幼いころから、ぜんそくで悩んでいました。夜中の発作で病院に担ぎ込まれたことも数知れません。息苦しさを抱えて厳しいトレーニングを続け、世界を舞台に数々の記録を更新してきました。約30年にわたるぜんそくとのつきあいについて話してもらいました。(清水麻子)
4人兄姉の末っ子の僕は幼いころ体が弱く、風邪ばかりひいていたようです。3歳のとき、せきが止まらなくなり、心配した両親に連れられて行った病院で、初めて小児ぜんそくだと分かりました。
スケートを始めたのも、そのころ。僕が育った北海道には、近所の沼など自然のスケートリンクがたくさんありました。両親も「スピードスケートは肺を鍛えられる」と、続けるよう勧めました。
小中学生のころの指導者は父でした。父親とは思えないスパルタ式で、とても厳しいものでした。体調が悪いと、練習中に息が苦しくなって動けなくなることもありました。でも、怒られるのが怖くて、「体調が悪い」なんて言えませんでしたね。父にすれば、健康になるようにとの愛情の裏返しだったと思いますが、僕は苦しいのを我慢して練習しました。今、考えると、ぜんそく患者への対処法としては正しくないのですが。
しかも、ぜんそくの薬は強いから、体に悪いというイメージを持っていたようで、薬は使わせてもらえませんでした。かなり苦しくなるまで我慢し、限界になって救急病院に入院する繰り返し。これも、強引というか、無理な治療法だったと思います。
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