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白内障での失明防ぐ ベトナム 順天堂大と国際NGOが連携 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:アジア・オセアニア
順天堂大学医学部(東京都文京区)と国際NGO(非政府組織)「ヘレンケラー・インターナショル」(米ニューヨーク)が連携し、白内障による失明者が多いベトナムで、眼科医師の育成事業に乗り出すことになった。今夏以降、ベトナムの地方都市などで活動する眼科医の技能向上を目指し、講師役となり得るベトナム人の医療従事者を対象にしたプログラムを軌道に乗せる計画で、高齢者らの失明予防に役立てたい考えだ。(柳原一哉)
ヘレンケラーではこれまでにアフリカで、失明の原因として多い感染症の「オンコセルカ症」などによる失明の予防事業を展開してきた実績がある。一方、順大はWHO(世界保健機関)の失明予防協力センターに指定され、タイを拠点に東南アジア各国の眼科医の育成に取り組むなど国際的な医療協力で実績を積んできた。今回、ヘレンケラーがベトナムでの失明予防事業を企画し、同国の医療事情に明るい順大が協力することとなった。
事業初年度の平成19年度には、ヘレンケラーが日本財団(東京都港区)から助成金約4000万円を受けた。支援総額は未定だが、日本財団は3年間、支援を続ける予定。
白内障は眼球の水晶体が混濁して視力が低下する病気。ひとつの老化現象であるため、誰でもなりえるが、最悪の場合、失明の恐れもある。
順大によると、日本では50代の40%、60代の70%、70代の80%が白内障にかかっている。ただ、医療水準が高く、白内障による失明はほとんどないという。
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