ニュース: 生活 RSS feed
十和田湖など3カ所の鳥インフル 遺伝子ほぼ同じ
このニュースのトピックス:感染症
秋田県の十和田湖畔と北海道野付半島、サロマ湖のハクチョウから毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が検出された問題で、農林水産省の家きん疾病小委員会は13日、3カ所で検出されたウイルスは遺伝子の性状がほぼ同じと発表した。一方、過去に国内で検出されたウイルスと異なった性状で、韓国で流行しているウイルスが最近、水鳥などによって持ち込まれた可能性が高いという。
委員長の喜田宏北大教授らによると、3つのウイルスの遺伝子の配列は99・7〜100%同じだった。昨年に宮崎県で発生したウイルスなど過去、日本で流行したウイルスや、インドネシアやベトナムで流行しているウイルスとも異なった。韓国のウイルスと似ていると推測されるという。
こうした実態から、喜田教授は、数週間以内に韓国から水鳥が持ち込んだウイルスに、ハクチョウが感染した可能性があると分析。感染拡大が見られないため、同じ1カ所の池か湖で感染した可能性が高いという。喜田教授は「中国で鶏への殺処分よりワクチン接種が優先されており、中国のウイルスが変異を繰り返し、アジアに広がっている可能性が強い」と分析した。