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病腎移植問題、超党派議連の見解案まとまる 議員立法化も検討
このニュースのトピックス:臓器移植
厚生労働省が「原則禁止」の指針を示している病腎移植について、超党派の国会議員約80人でつくる「修復腎移植を考える超党派の会」(会長・杉浦正健元法相)は13日午前、会合を開き、第三者による客観的評価などを条件として、容認できるとする見解案をまとめた。今後、厚労省や移植関連学会などと調整をはかりながら、議員立法化も検討するとしている。
この日の会合には議員のほか、厚労省の担当者ら約30人が出席。杉浦会長は見解案を担当者に手渡した後、メンバーに見解案を諮り、了承された。ただ、議員立法化については慎重な意見もあった。杉浦会長は「腎移植を待つ人は多い。日本社会全体で考えていくべき課題」と強調。メンバーの古川俊治議員は「腎移植を待っている人はたくさんいる。透明性・客観性を確保してやっていけば、修復腎(病腎)移植は十分な解決策になりえる」と話している。
見解案では、宇和島徳洲会病院の万波誠医師らが実施した病腎移植について「適切だったか問題がある」としながらも、絶対的なドナー不足を考慮。「第三者委員会によるドナー疾患の客観的な評価や適切なインフォームドコンセントの確認を要件とすれば認められる」とした。
超党派の会は病腎移植の有効性を検討するため、2月から議論を進めてきた。
厚労省は昨年7月、臓器移植法の運用指針を改正し、臨床研究以外の病腎移植を原則禁止にしている。