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【ゆうゆうLife】医療 闘う女医さん(下)勤務の改善 (3/3ページ)

2008.5.8 09:20
このニュースのトピックス病気・医療
大阪厚生年金病院の小川部長と福田医師(左)  大阪厚生年金病院の小川部長と福田医師(左)  

 戦力が増えると、分娩(ぶんべん)も断らずに受け入れられる。過去数年で分娩数は倍増し、収入も増えた。症例数が増えれば、研修希望の医師の人気も上がる。育児支援は研修医にも適用される。研修医は断りきれないほどだという。

 小川部長は「研修医は潜在的な戦力となる。労働環境を改善すれば人も集まる。そのきっかけをつくったのは、育児をする女性医師たちだった」と振り返る。

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 育児支援が人材確保に寄与した格好だが、福田さんは「今後、親の介護を考えると、決断しなければいけない時期もくると思う」と将来の不安を口にする。

 全国の女性医師から復職相談を受ける東京女子医大・女性医師再教育センターの川上順子教授も「親の介護のために、復職の研修を中断した女性医師もいる。介護の対策も、今後考えなければならない課題だ」と指摘する。一般に、医師になるには時間がかかる。女性医師は高齢出産になりがちで、一般の人よりも、育児と介護が“ダブルパンチ”で来る確率は高いからだ。

 厚生労働省は、約40年後には女性医師は半数に達すると予測する。川上教授は「出産は女性しかできないが、育児と介護は男性にもできる。男性医師にもそうした機会を保証することが、女性医師確保にもつながる。医者の職場環境が変われば、患者への接し方にも余裕が生まれ、医師への信頼回復にもつながるのではないか」と期待している。

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大阪厚生年金病院の小川部長と福田医師(左)  

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