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【ゆうゆうLife】医療 闘う女医さん(下)勤務の改善 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
■人材確保にも寄与
女性医師への育児支援だけでなく、医師全般の労働環境を見直し、人材確保に成功した病院もあります。女性医師が半数を占める時代を前に、医療の場でも抜本的な労働環境の改善が求められているようです。(北村理)
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「子育てしながら常勤医ができるなんて、想像もつきませんでした」
大阪厚生年金病院の産婦人科医、福田綾さん(35)は2歳の子供を育てながら、当直、残業なしで午後5時まで常勤医として働く。同病院の「育児支援」を受けた働き方だ。
育児支援とは、産後3年間は育児休暇が取れ、勤務する場合は時間も自由に選択できる制度。4年目から小学校卒業までは、週30時間働けば、社会保険やボーナスもつき、正規職員として身分保障される。勤務形態は昇進や昇格に影響しない。
福田さんは「ここに来るまでは、妊娠したら開業か、人の多い大学病院で働くことしか考えられなかった。一般の病院で勤務すると、他の人に負担をかけるという気兼ねがあった」と振り返る。
同病院の産婦人科には現在、小川部長ら4人の男性医師と6人の女性医師がいる。女性6人のうち、3人が育児支援を受けての勤務。女性医師は増え続け、今や全診療科の医師200人のうち、研修医も含め約70人が女性という。
こうした制度を維持するため、運用にあたっては「女性医師が午後5時の段階で手術をしていたら、交代させることもあった」(小川部長)ほど徹底した労務管理をした。

