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「斜視」中高年でも手術で完治 「複視」心配なし 日帰りで2万円台 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
2〜3%の高率で小児期に起きる斜視。先天性の9割は外側を向く外斜視だが、今では30分ほどの日帰り手術で完治し、費用も2万円台と手軽だ。成人になってからでは見え方に後遺症が出ると一部に指摘があるが、専門医は「まったく問題ない」。患者本人には治療後の表情の変化が、何よりの満足感なのだという。(八並朋昌)
日大医学部で神経眼科学が専門の石川弘医師(60)によると、斜視は一方の目が内側を向く内斜視と、外側を向く外斜視に大きく分かれ、その比率は1対9。内斜視は上下にずれる上下斜視の合併が少なくない。
「内斜視は弱視や遠視による極端な視力差が原因の場合が多く、この場合は眼鏡で視力矯正すれば治る」
内斜視の一部と外斜視は「眼球を動かす眼筋のバランスが発育異常などで崩れているのが原因」で、この場合は手術の対象になる。
正面から光を当てた際、瞳孔の中央にくるはずの反射点が、瞳孔の直径程度以上ずれていれば手術の対象。「これ以下なら見た目も目立たないので、手術の必要はない」。また、小学高学年以上なら局所麻酔での手術が可能だが、低学年以下は全身麻酔となり本人の負担も大きいので「高学年以上になってからの手術を勧めている」。
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手術は、眼球につながる眼筋を、6〜10ミリの範囲で付け替えるなどする。30分ほどで終わり、当日だけ眼帯を着け、首から下なら入浴も当日から可能。1週間後に抜糸すれば、スポーツもできる。保険適用で、費用は自己負担3割でも2万円台で済む。
タレントのテリー伊藤さん(58)が手術を受けたことも話題になったが、伊藤さんの斜視はけがが原因。「けがなど後天性の斜視は、眼筋マヒなどとして区別し、手術も難しいものになる」という。

