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「産科」「婦人科」機能を分担 大阪の2市立病院 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:相次ぐ値上げ
つまり、貝塚病院に通っている妊婦の場合、健診は従来通り貝塚だが、分娩は泉佐野で行う。また、泉佐野の婦人科にかかっている患者の外来はそのまま泉佐野で行い、手術や入院は貝塚でとなる。
「『お産の貝塚』の看板を下ろすのは苦渋の選択だったが、高度医療の必要な分娩もできる公立病院を残すにはこれしかなかった」と貝塚の長松正章副院長。泉佐野の光田信明産婦人科部長も「崩壊してからでは遅い。いわば破綻(はたん)前処理だが、産科医療の今後のあり方として、選択肢の一つになるのでは」と話す。
センター稼働から1カ月。「トラブルもなく滑り出しは上々」と長松副院長。医師の負担軽減にもつながっているという。
例えば、両病院で1人ずつだった当直体制は、泉佐野だけの2人体制に改めた。これまでは当直以外でも、いつ急な呼び出しがあるかと医師は常に緊張感を強いられていたが、2人いれば大抵のケースに対応できるといい、安全性も高まる。「当直回数は減らなくても、ストレスは和らぐ。非常にメリットがあった」と長松副院長は効果の大きさを指摘する。


