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「人の夢摘むなら根拠示して」代理出産報告書で向井亜紀さんインタビュー (2/2ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
さらに、一連の経験を通じて代理出産について、周囲の理解が進む米国と、生殖補助医療に対する理解の進まない日本の状態を憂慮する。
「私が国内で代理出産をしなかったのは、代理母が自分の実子に、大きくなっていくおなかのことについて正直に話せないから。人に隠してする治療であるうちは、逆に広く認められない方がいいのかもしれない」。その上で、「今は、ある一定の条件をクリアした人について、国主導による厳正な管理下で行う形がいいと思う。そのためにも、報告書には(正式な医療として行えるように)『一部容認』という言葉が入っていてほしかった」と語気を強めた。
日本の夫婦の10組に1組が不妊に悩み、不妊治療を受けている人は46万人といわれる。厚労省の調査では、代理出産を容認する国民の割合は54%に達しており、議論が今後も続くのは確実だ。
向井さんは「これから代理出産を考える人を迷わせないためにも、法的に親子関係がないと宣告された私たちのような家族だって、一つ屋根の下で楽しく暮らしていけることを証明できるよう丁寧に生きていきたい」と話している。

