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電子ペットキャラが肥満児を救う? 小児メタボ防止と改善に効果発揮 (1/2ページ)
ゲームソフトメーカー「ハドソン」が発売するキャラクター育成散歩計「てくてくエンジェルPocket(以下てくてく)」が、小児メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の防止と改善に効果を発揮している。歩くことで電子ペットのキャラクターが成長する仕組みだが、この遊び心が子供たちのモチベーションアップにつながっているようだ。
キャラクターは全部で55種類。あらかじめ設定した運動日数や歩数を達成するかしないかで成長具合が異なるのが特徴だ。ノルマをきちんと達成すれば、最終目的の「天使」キャラに育つが、達成できないと「ブタ」になったり、病気になるほか、さぼりすぎると「家出」をするらしい。
高知県南国市の同市立後免野田小学校(大石美佐子校長、児童数158人)では、児童の肥満防止対策として、2007年10月から計40個の「てくてく」を段階的に導入。肥満傾向にある児童や希望する児童に貸し出したところ、積極的に体を動かすようになったという。これまでに約100人の児童が「てくてく」を使用している。
同小は定期的に児童の肥満度<実測体重(kg)−標準体重(kg)÷標準体重(kg)×100>を計測。標準体重を20%上回る場合を肥満と定め、肥満度が30〜50%で中等度肥満(指導が必要)、50%以上を高度肥満(医学的評価と積極的な指導が必要)と判定。「てくてく」を導入してから5カ月目の今年3月に、小2女児の肥満度数が28%から21%に、小2男児が40.8%から33.3%に減少するなど、5人の児童に大きな変化があったことが分かった。
ハドソンによると、女児の母親は「(うちの子は)おやつなどの間食が多く、見た目にも太り気味だったので心配していたが、『てくてく』を持つようになってから車の送り迎えはいらないと言って、自分の意志で徒歩通学するようになった」と話しているという。







