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動脈硬化の危険度 「悪玉÷善玉」で目安  (3/3ページ)

2008.4.9 07:46
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「『悪玉÷善玉』の値を自己点検し、動脈硬化の予防に役立ててほしい」と話す東京医科歯科大学生命倫理研究センターの吉田雅幸教授「『悪玉÷善玉』の値を自己点検し、動脈硬化の予防に役立ててほしい」と話す東京医科歯科大学生命倫理研究センターの吉田雅幸教授

 吉田教授が掲げる指標の根拠は複数の研究データだ。軽症狭心症患者約100人を対象に実施した国内の臨床研究では、「悪玉÷善玉」の値が「2・5以上」になると、血管内のプラーク占拠率が目立って高くなった。また、昨年発表された米国での研究論文によると、この値が「2・0以下」になるとプラークの体積は縮小に向かい、「1・5以下」ではさらに小さくなったという。

 吉田教授は「さらに明確な基準を設定するにはより多くの臨床データが必要だが、この指標は一つの目安にはなる。動脈硬化は数十年単位の長い年月をかけて徐々に進行していく。手持ちの健診結果で誰もが計算できる数式なので、過去の健診結果もフォローしながら予防に役立ててほしい」と話している。

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 ■禁煙と適度な運動を

 動脈硬化の予防には、生活習慣の改善が必要だ。日本動脈硬化学会はガイドラインで、禁煙▽食生活の是正▽身体活動の増加▽適正体重の維持と内臓脂肪の減少−の4項目を対策の柱に掲げている。東京医科歯科大学の吉田雅幸教授は「禁煙の徹底はもちろん、肉類よりも魚類や海藻、野菜、キノコなどを積極的に食べ、過剰な脂質の摂取を抑えることが大事。20〜30分のウオーキングなど脂肪を燃焼させる運動も続けてほしい」とアドバイスする。

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「『悪玉÷善玉』の値を自己点検し、動脈硬化の予防に役立ててほしい」と話す東京医科歯科大学生命倫理研究センターの吉田雅幸教授
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