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まつ毛エクステ「やめられない」 「目力アップ」眼病のツケも (2/2ページ)
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まつ毛エクステをつけた女性もいた。まつ毛エクステは、シルクやナイロン製の人工毛を専用の接着剤でまつ毛につける。長さやカールの具合、本数などを自由にできるため、「つけまつ毛」より自然に仕上がるという。
全国の消費者センターには、平成16年ごろからトラブルの報告が増え始め、昨年は18件と前年の2倍。東京都には「接着剤が目に入り、角膜炎とドライアイになった」「まぶたが痛み、まつ毛の半分が損傷した」との被害相談が寄せられた。都生活安全課は、「実際に被害にあった方は相談件数の20〜30倍になる」と推定する。
施術に使われる接着剤には配合成分の表示の法的義務はなく、中には成分が不明のものも。目に入ったり、アレルギー反応が起きた場合に十分な対応ができない恐れもあるという。
まつ毛エクステをつけたショップ店員の女性(27)は「目に入ったりしてすごい痛い思いをしたことがある」と話すものの、「つけていれば、すっぴんでも外出できる便利さにはかえられないからつけ続けると思う」とも。会社員女性(25)は「トラブルなんて知らなかった」と驚いた。だが「私はインターネットでいろいろ調べ尽くしたから多分、大丈夫です」と自信を見せた。
目のオシャレを気にする余り、「自分だけは大丈夫」と話す認識の甘い女性も多く、行政側には規制強化だけでなく、こうした女性への啓発活動も必要となりそうだ。
まつ毛エクステについて業界団体の「日本睫毛(まつげ)エクステンション協会」は「トラブルが多いのは残念。技能検定で水準向上に努めており、施術者には衛生や施術環境の認識を持ってもらうよう指導したい」としている。




