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アスベスト健康被害、2167事業所名公表 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:汚染、公害
■アスベスト(石綿)被害問題 アスベストは天然に産出する繊維状鉱物。耐火や防火効果に優れているため、建物の壁などに使用されてきた。吸引により中皮腫や肺がんを起こす可能性があることが分かり、使用が禁止された。クボタ旧神崎工場(兵庫県)で平成17年、アスベスト作業従事者だけでなく、近隣住民も健康被害を受けていたことが分かり、社会問題化。国は労災での救済に加え、18年にアスベスト健康被害救済法を施行し、死亡者遺族や近隣住民への補償を進めている。
■アスベスト問題の経過
昭和
47年 国際労働機関(ILO)が発がん性指摘
48年 米国で吹き付けでの使用を禁止
62年 学校の校舎に使われていることが社会問題化。除去や封じ込めがされる
平成
元年 大気汚染防止法改正で工場などで規制基準が設けられる。
7年 阪神淡路大震災で倒壊した建物からのアスベスト飛散が社会問題化
吹き付け禁止基準が強化される
16年 アスベストの中でも、広く流通していたクリソタイル(白石綿)の原則使用禁止
17年 兵庫県尼崎市のクボタ旧神崎工場周辺などで住民らの健康被害が発覚
国がアスベスト被害認定者が出た事業所を公表
18年 毎月10万円の療養手当や、死亡者遺族に300万円の支払などを盛り込んだアスベスト健康被害救済法施行
大阪で被害者らが国賠訴訟を提訴