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【探訪2008】新型インフルエンザ 世界的大流行に備えよ
このニュースのトピックス:鳥インフルエンザ
SARS(新型肺炎)でも使用された隔離病室。外から施錠された室内は、気圧が低く保たれ空気が外に漏れることはない。ウイルスを封じ込め、パンデミックを防ぐために使用される国内屈指の施設だ=国立国際医療センター死者は最悪で64万人に−。新型インフルエンザがパンデミック(世界的大流行)を起こしたときの日本国内の被害を予測した厚生労働省の試算が衝撃を与えている。
いま、世界で感染が拡大している鳥インフルエンザ。WHO(世界保健機関)によると、感染者は373人にのぼり、236人が死亡した(いずれも3月18日現在)。そのウイルスが、ヒトからヒトに感染する、人類が免疫を持たない未知の新型に変異したら…。
航空機網の発達で地球が小さくなり、大量の人と物が行き交う中では感染者はあっという間に世界中に拡散する。医療機関は患者であふれ、社会の機能を維持することさえも困難になる。国内を見ると、ワクチンの備蓄や自治体の訓練など対策はとられているが、国家の安全保障レベルで対応している国と比べるとまだまだ不十分との声もある。
パンデミックは本当に起こるのか。専門家は「大地震と同じこと。いつ起こるかはわからないが必ずやってきます」と警鐘を鳴らす。(写真報道局 奈須稔)
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