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70歳以上の22%が物忘れ症

2008.3.21 22:47

 【ワシントン=USA TODAY(スティーブン・ラインバーグ)】米デューク大医学部のブレンダ・プラスマン教授らの調査で、70歳以上の米国人の22%が物忘れに悩まされていることが分かった。

 米国では現在、350万人が認知症と診断されている。そして、認知症の段階まで達してはいないものの、認識機能障害のある70歳以上の人は全体の22%、約540万人と推定されるという。

 プラスマン教授のグループは、70歳以上の856人を2001年7月から05年3月まで追跡調査。心理テストのほか家族から当人の記憶度、日常生活などについて聞き取りをしたという。

 認識機能障害とされた人の24%は糖尿病や心臓疾患などの持病を持っており、これらの病気が物忘れを助長する可能性があるようだ。

 プラスマン教授は「認識機能障害のある人は数年内に認知症に進展する可能性がある。その比率は年間12%程度」と指摘する。

 一方、20%前後の患者が記憶力を正常に戻すことも分かった。「認識機能障害だからといって希望がないわけではないことを知っておくことは重要」とプラスマン教授。

 活動的な高齢化に関する国際評議会のコーリン・ミルナー代表は「最近の動きが速い社会が記憶機能に影響を与えていると思われる。大切なことは仕事と生活のバランスをうまく取ること。楽しみを作り、積極的に生きること。体と同じで記憶力も使わなければ衰える」と記憶力維持の方法を説いている。

(原題)Study: 1 in 5 U.S. seniors struggles with memory lapses

(米国のシニアの5人に1人が物忘れに悩まされている)

(c) 2008, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.

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