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【ゆうゆうLife】医療 普及への処方箋 ジェネリック利用の環境整備(中) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:環境・エコ
■薬剤師の責任・職能問う
後発医薬品(ジェネリック医薬品)が普及しない理由として、薬剤師からは「必要な場合に、医師に問い合わせをしても、スムーズに運ばないことがある」との声が上がっていました。春からは解決策として、問い合わせの一部が省略されます。同時に、ジェネリックの取り扱いで薬剤師の仕事が煩雑になるのは確実。普及には薬剤師の意識改革も求められます。(佐久間修志)
東京都内の調剤薬局に勤める薬剤師、一瀬祐司さん(38)=仮名=は昨夏、患者から「薬をジェネリックにしたいんですが…」と相談を受けた。
処方箋(せん)の「(ジェネリックに)変更可」の欄に医師の署名はなかった。しかし、単に署名しなかっただけの可能性もある。一瀬さんは主治医に患者の要望を電話で伝えた。
薬剤師が処方箋についての疑問を医師に問い合わせることを「疑義照会」と呼ぶ。ところが、電話を受けた患者の主治医は「そんなこと言うな」と厳しくつっぱねた。
一瀬さんは患者に「直接、あなたが主治医に言った方がいいようです」と告げたが、しばらくして今度は主治医から「患者に余計なこと言わせるな」と苦情を受けた。
「こちらは患者さんの要望を伝えただけ。今後も必要に応じて問い合わせる」と一瀬さんは冷静だ。だが、「医師が薬剤師の話に耳を傾けてくれる割合は半々です」とももらす。
「ただでさえ忙しい医師への問い合わせは、気が引けるという薬剤師もいます。患者さんがジェネリックを望んでも、結果的に調剤されないというケースも少なからずあるのでは」

