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【科学を食する】ソヤファーム「リポスルー」
このニュースのトピックス:健康・メタボ
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準に取り入れられ、広く認識され始めた中性脂肪。体内で余分なエネルギーを貯蔵する働きをするが、増えすぎると生活習慣病を引き起こす。その中性脂肪だけを“狙い撃ち”する成分を大豆から取り出すことに初めて成功した錠菓タイプの商品。特定保健用食品の許可を受け、昨年6月に発売された。
大豆食品の研究を長年手がけてきた不二製油が開発し、グループ会社のソヤファーム(同4月に株式会社化)が販売している。
「大豆をたくさん食べると中性脂肪が下がる傾向が以前から知られていたが、何が働いているのか分からなかった」と不二製油の津崎真一・蛋白開発研究所ソヤファーム開発部主事は話す。同社と鬼頭誠・京大名誉教授らの産学協同研究で、主要な大豆タンパク質のうち、約2割を占める「β(ベータ)コングリシニン」が中性脂肪を減らすことが分かった。
βコングリシニンには(1)食物由来の脂肪の排出を促す(2)肝臓での脂肪の合成を抑える(3)肝臓での代謝を促進し、脂肪を燃やす−の3つの作用がある。成人男女138人にこの商品を1日分(8粒)ずつ食べてもらったところ、血液1dl中の中性脂肪は4週間後に摂取前より約28ミリグラム、12週間後には約32ミリグラム、それぞれ低下した。
この商品8粒には、βコングリシニン約4.6グラムが含まれる。同じ量を豆乳から摂取しようとすれば約800ml飲まなければならない。「βコングリシニンをいかに高純度で抽出するかが課題だったが、大豆について蓄積してきた技術が生かされた」と津崎主事は振り返る。
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通信販売のみ。問い合わせは、ソヤファームクラブ(フリーダイヤル0120・39・3009)。
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