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【ゆうゆうLife】医療 病院から在宅へ 動き始めた町医者たち(上)進む受け皿整備 診療所との連携必須 (1/3ページ)

2008.1.23 08:12
このニュースのトピックス介護
在宅療養から一時入院した患者の容体をみる越川貴史院長。「地域の在宅診療の受け皿になりたい」とする=東京都杉並区在宅療養から一時入院した患者の容体をみる越川貴史院長。「地域の在宅診療の受け皿になりたい」とする=東京都杉並区

 病院から在宅療養への移行を進める国は、今回の診療報酬改定に、病院側が在宅の受け皿となった場合に評価する案を盛り込むなど、動きを加速させています。現場ではまだまだ課題山積ですが、こうした動きに呼応するように、取り組みが広がりつつあるようです。(北村理)

 「終末期の患者は受け入れません」

 首都圏で在宅医療を手がける診療所の医師は、「容体の悪化したがん患者を前に、そう言いきった大学病院の医師の姿が今でも目に浮かぶ」と、悔しさをにじませる。

 そもそも、大学病院への搬送は、「いつでも来ていい」という主治医の言葉を信じた患者の希望だった。

 しかし、当の主治医は姿を現さず、患者は結局、別の病院に転送された。転送先の病院は「主治医がいるのになぜ受け入れない」と、いったん受け入れを拒んだものの、患者の病状が悪化したことから結局、受け入れ、患者は転送先で亡くなった。

 患者に同行した診療所の医師は「大学病院が本来すべき説明をせず、患者にいつでも戻れるような錯覚を抱かせて退院させれば、患者も最期は病院で、と期待する。言葉通り、病院が患者を受け入れるなら、それでもいい。しかし、受け入れないなら、周りみんなが振り回される。これでは、地域の診療所も在宅支援に取り組みづらい」と、病院の対応を批判する。

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在宅療養から一時入院した患者の容体をみる越川貴史院長。「地域の在宅診療の受け皿になりたい」とする=東京都杉並区
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