ニュース:生活 RSS feed
【ゆうゆうLife】向き合って 医師、坂下千瑞子さん(41) (1/4ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
■がん闘病中に目指した笑い療法士という仕事 患者に免疫力と希望を
暗くなりがちな病院などで笑いをもたらし、患者らの自己免疫力を高める手助けをする「笑い療法士」の認定式が東京都内で行われ、約80人の笑い療法士が新たに誕生しました。総代を務めたのは、自らもがんを患う医師、坂下千瑞子さん(41)。坂下さんに、笑い療法士を目指した動機などについて聞きました。(清水麻子)
2年前、背骨にがんが見つかりました。私たち家族は当時、医師である主人の留学についていく形で、米国に住んでいました。私も、主人の研究先に近い大学で研究を始め、希望に満ちていたときだったのでショックでした。
一番、気がかりだったのが娘、千博(ちひろ)(5)のことでした。
娘を悲しませる結果にだけはしたくなかったので、米国と日本、どちらで治療したらよいか迷いました。
そんなとき、米国の医療事情にも詳しいかつての上司が、納得できる環境で治療を受けるよう勧めてくれました。米国は訴訟社会ですから、手術は「やりすぎない」が基本。患者が希望しても、「ここまで」と言われれば、完治できません。娘のためにも完治しようと、帰国して治療する決意をしたのです。

