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【中川晶の生き方セラピー】長女に就職してほしい

2007.12.1 14:55
このニュースのトピックス就職・転職

 長女は大学卒業後、「経理士」を目指していました。今はアルバイトをしていて、 帰りは夜中の0時近く。家ではいつも自室に閉じこもっています。食事は家族と一緒にすることもありますが、こちらの話には返答せず、会話が成り立ちません。景気が回復してきて売り手市場といわれる今、何とか就職して普通の生活をしてほしいのですが…。大阪府 パート(51)

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 用語がはっきりしなくて、回答しづらい相談ですね。「経理士」という用語はなく、「建設業経理士」という資格なのか、「計理士」、つまり会計に関する資格を言っているのか、分かりづらいのですが、文面からはおそらく後者なんだろうと思う。

 現在は計理士という資格も公認会計士資格に取って代わっており、きっと娘さんの目指しておられた資格はこれだと思う。この資格を得るにはひどく難しい試験をパスしなければならず、司法試験、医師国家試験などと並ぶ最高峰の資格らしい。もっとも医師国家試験はそんな大したものじゃなくて、医学部への入学の方が大変みたいですが。

 話がそれましたが、娘さんの場合、超難関の試験に挑戦していたけど、うまくいかず、力尽きたという感じなのかな? だからといって、そう簡単にあきらめ切れない。親としては、早く気持ちを入れ替えて就職してほしいということなんでしょうが、きっとまだ立ち直れていないんだろうな。しばらくそっとしておいてあげてもいいんじゃないかなあ。アルバイトに出かけられるくらいだから、回復力のある人だと思うし…。

 「こちらの話に返答せず」とありますが、おそらく、「いいかげんあきらめて就職したら」とか、「現実に目覚めて」なんて話しかけているのでは。もし、そうなら、本人にとってあなたの言葉は“泣きっ面にハチ”ということもありますよ。でも、家族と一緒に食事をしているようだから、頑張っている方だと思うんだけどなあ。

 今後、彼女がどんな方向に踏み出すか、今のところ不明です。もう一度難関を目指すのか、気持ち入れ替えて新しい方向に踏み出すのか、いずれにしても時間が必要です。そして、どちらを選択しても、応援してあげていいんじゃないかな。だって彼女の選んだ人生なんだもの…。(大阪産業大学教授 なかがわ中之島クリニック院長)

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