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米国の“団塊世代”ベビーブーマーを襲う緑内障
このニュースのトピックス:団塊の世代
【ワシントン=USA TODAY(エリン・エバンス)】米国でベビーブーマーの高齢化が進むにつれ、緑内障患者が増えることが予測されている。
ジョンズ・ホプキンス大・ウィルマー眼科研究所のハリー・クイグリー教授は「現在、世界に6700万人の緑内障患者がいるが、2020年までに8000万人に増える」と指摘する。
緑内障は自覚症状がなく、気が付いたときには手遅れというケースが多いため、米国では「視力のコソ泥」とあだ名されている。視神経の損傷で視力が衰えるものだが、早期に発見できれば治療は可能だ。
クイグリー教授は「緑内障は高齢化に伴い幾何級数的に増える。病気自体はどんどん悪化するというものではないが、年を取るにつれて深刻になる」と話す。
糖尿病が原因という報告もあるが、クイグリー教授は「関連性は薄い。むしろ年齢、体質、人種に起因すると思われる」と話す。
米失明予防協会は、米国内の緑内障患者を300万人と推定しているが、自覚しているのは半数にすぎない。ライオンズ・クラブの最近の調査によると、患者の75%が医師に告げられるまで、視力低下の原因が緑内障であることに気が付かなかったという。
緑内障に詳しいインディアナ大のルイス・カンター教授は「歯の検査は6カ月おきにしても目の検査は10年に1度しかしない。発見が早ければ早いほど治療効果も大きいので、もっと目の検査を受けるべきだ」と助言している。
(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.