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「年のせい」じゃない眼瞼下垂 保険治療可能 こすり過ぎには注意 (2/2ページ)

2007.11.21 09:35
このニュースのトピックス病気・医療
右目が眼瞼下垂の患者右目が眼瞼下垂の患者

 ただ、加齢による皮膚のたるみでもまぶたはたるみ、眼瞼下垂と同じような状態になることが多い。このため、まぶたのたるみが病気によるものか、自然な老化なのかを見分けるのは、医師でないと難しい。中北院長は「雑誌やネットの情報を見て『私も眼瞼下垂では』と受診される方は多いが、結局加齢による皮膚のたるみだったという人は少なくない」と話す。

 中北院長は眼瞼下垂である可能性が高い事例として、(1)急に額のしわが気になりだした(2)ハードコンタクトレンズを長年使用している(3)花粉症などで目を強くこする癖がある−などをあげる。

 額のしわと眼瞼下垂は関係ないように思えるが、眼瞼下垂の人はまぶたを開けようとして額に力を入れるため、額にしわが寄りやすいという。またハードコンタクトレンズ使用者に眼瞼下垂が多いのは、この10年ほどで分かってきたことで、非使用者に比べまぶたをひっぱるなど物理的刺激を与える頻度が高いためと考えられている。

 治療は外科的に行われ、瞼板から外れた腱膜をつなげたり、伸びた腱膜を縮めたりする。部分麻酔で2時間ほどですみ、保険適応となる。難しい手術ではないが、まぶたにメスを入れるので手術後の傷跡が気になる場合もあり、治療を受ける前にきちんと説明を受けることが大切だ。

 眼瞼下垂でない老化によるまぶたのたるみでも手術で治療ができる。この場合は保険適応とならないため、約30万円の治療費は自己負担となる。

 中北院長は「手術を受けて『楽になった』『明るくなった』と喜ぶ人は多い。ただ、必ず治療しなければいけないというものではない。つらい症状がある人は、一度形成外科で相談してみるといいでしょう」と話している。

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右目が眼瞼下垂の患者
手術後10カ月には右目もしっかり開くようになった
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