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【追う】がんばれアーバちゃん(上) 難病のネパール少女 (1/3ページ)
「生きる道」つないだ幸運と善意 「苦しむ子供に違いはない」
ネパールで小腸を摘出し、現在は東北大学病院(仙台市)で治療を受けている同国の女児、アーバ・ドゥワディちゃん(7)を救うため同大の医師らが設立した「アーバちゃん基金」への寄付は26日までに1585件、1610万6673円に達した。善意の輪が広がるなか、アーバちゃんの関係者は、どのような思いを抱いているのだろうか。そして今後、どういう治療が行われていくのか。2回にわたってアーバちゃんのこれまでと今、そしてこれからを考える。(豊吉広英)
25日午前、仙台市青葉区の仙台市科学館。1台のバスから、東北大学病院の院内学級で学ぶ児童らとともに、ピンクのドレス姿で車いすに乗ったアーバちゃんが、緊張気味に降りてきた。父、アルンさん(28)と母、バワニさん(30)に伴われて。
来日後、ずっと病院内で暮らしていたアーバちゃんにとって、この日の院内学級の校外学習は初めての外出だった。目に入るもの、聞こえるもの、すべてが初めての体験だ。
科学館では、木の葉の葉脈でしおりを作る実験が行われた。お気に入りのドレスに実験用の染料がつくのも気にせず熱中するアーバちゃん。普段、同学級で授業に参加する姿を見ている渡辺久美子教諭は「やっぱり、勉強がしたいみたい」。
両親はまな娘を温かく見守っていた。「長い間、病棟の中にいたから、アーバは本当に楽しそうだ」とアルンさん。「(元気に外に出られ)こんなに素晴らしく、すてきなことはない」
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