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安楽死の希望者、「社会的弱者」に偏らず
このニュースのトピックス:虐待
【ワシントン=USA TODAY(ブリタニー・レバイン)】医師の助けを借りた安楽死の合法化は弱い立場の人間の虐待につながるとの指摘がある。しかし、米ユタ大の生命倫理学者、マーガレット・バッティン教授が合法化されているオレゴン州とオランダで安楽死を望んだ人を調査したところ、そうした傾向はみられなかったという。
調査は、高齢者、女性、保険非加入者(オランダは全員加入制のためオレゴン州のみ)、人種、貧困者、低教育者、精神的疾患者、未成年、慢性病患者、エイズ患者などの因子が、安楽死への圧力と関係があったかどうかを分析した。
その結果、安楽死願望者はエイズ患者に多かったが、高学歴の人や専門技術者などもにも安楽死を望む傾向が強かった。しかし、社会的弱者が特に安楽死を強いられるという傾向はみられなかったという。
オレゴン州は1997年に米国で初めて安楽死を合法化。その後の9年間に安楽死をしたのは456人で総死亡者の0・15%。オランダは1980年代に安楽死を合法化しており、85年から2005年までの死亡者のうち1・7%が安楽死を選んでいた。
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