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心臓移植の小笠原さんが帰国

2007.10.15 14:15
このニュースのトピックス臓器移植
ドイツで心臓移植手術を終え、到着した空港で花束を受け取る小笠原憲一さん(左)と母親のえひ子さん=14日午後8時18分、大阪空港ドイツで心臓移植手術を終え、到着した空港で花束を受け取る小笠原憲一さん(左)と母親のえひ子さん=14日午後8時18分、大阪空港

 重い心臓病の拡張型心筋症を患い、2年前に渡独して心臓移植手術を受けた大阪府吹田市の元市職員、小笠原憲一さん(24)が14日、帰国した。経過は良好という。大阪空港の到着ロビーに現れた小笠原さんは、出迎えた友人ら約70人に「本当にありがとうございます。うれしいです」と笑顔で話した。

 小笠原さんは高校1年のとき、心臓のポンプ機能が弱くなる拡張型心筋症を発症。友人や恩師らが平成17年6月、「憲一くんを救う会」を立ち上げ、募金活動を始めたが、成人男性には募金が集まりにくく、目標額の7000万円に届かないまま同9月、ドイツに渡った。しかし、臓器提供を待つ間に目標額に達し、今年8月11日、現地の心臓病センターで移植手術を受けた。小笠原さんは今後、国立循環器病センター(同市)に入院し、検査などを受ける。

 日本臓器移植ネットワークによると、臓器移植法の施行から16日で10年を迎えるが、脳死臓器提供は61例で、うち心臓は48例。しかし、心臓だけでも99人の患者が移植を待っており、待機中に死亡するケースも多いという。

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ドイツで心臓移植手術を終え、到着した空港で花束を受け取る小笠原憲一さん(左)と母親のえひ子さん=14日午後8時18分、大阪空港
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