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過激な手段をとる「がん遺伝子」保有者
【デモイン(アイオワ州)=USA TODAY(ドーン・サガリオ)】変異したBRCA1、BRCA2遺伝子を持つ女性は乳がんや卵巣がんになるリスクが著しく高い。このがん遺伝子を保有する米国の3姉妹が命を長らえるため、乳房や子宮を切除するという予防策をとっている。
この3姉妹はマーシャ・ダウリングさん(55)、シェリル・シュトルマイヤーさん(53)、コリーン・ソガードさん(46)。両親のどちらかがこの遺伝子を持っている場合、遺伝する可能性は50%。3姉妹の場合、検査の結果、父親からBRCA2を受け継いだことが分かったという。
この遺伝子をもつ女性が乳がんになる可能性は56−87%(遺伝子を持たない女性は7%)、卵巣がんは27−44%(2%)。
長女のダウリングさんは2005年に卵巣がんと診断され、子宮を摘出。母親も乳がんだったことから、遺伝子検査を勧められたという。姉から話を聞いた三女のソガードさんがテストを受けたところ、陽性。その後、母親以外はみな陽性であることが分かったという。
ソガードさんは医者の勧めもあり、昨年、卵巣と卵管を切除。今年3月、乳房切除の手術を受けた。二女のシュトルマイヤーさんは今年、子宮と乳房を切除している。その後、ダウリングさんも乳房を切除している。
がん遺伝子の専門家は「卵巣を取ることで、乳がんのリスクが53%、卵巣がんのリスクが96%低下する。両方の乳房を切除すれば、乳がんのリスクは90%以上低くなる」と指摘する。
3姉妹とも「後悔はない」ときっぱり。ソガードさんは「自分の健康は自分で守らなければならない。必要なことはなんでもします」と話している。