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子供の体力低下は鈍化傾向 文科省18年度調査
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子供の体力は低下傾向にあるものの、低下のペースは鈍化していることが7日、文部科学省の平成18年度体力・運動能力調査で分かった。一方、中高年は元気で、「反復横とび」では男女とも記録を向上させている。
記録をピーク時の昭和61年度と比較すると、11歳の50メートル走のタイムは男子で0・15秒、女子は0・18秒落ちている。ソフトボール投げも男子は4・2メートル、女子は2・9メートル低下した。
各結果を10年間隔でみると、昭和62〜平成8年度に比べ平成9〜18年度は体力低下のペースが鈍化している。10年ごとの下げ幅は、9歳男子の立ち幅跳びの11・1センチが2・9センチ、16歳女子の持久走の15・9秒が1・7秒に縮小している。
調査に携わった順天堂大の青木純一郎副学長は「これ以上大きく落ちない水準で落ち着きつつあるのではないか」としている。
学習指導要領の改定を進める中教審は小学校の体育の授業時間を増やす方針で、公教育での体力向上を図る。
家庭での取り組みも求められる。横浜国立大教育人間科学部の落合優教授は「今の子供は体を動かす楽しさを知らない。運動を無理強いするのではなく、スポーツの楽しさを体感させるのが体力向上の近道だ」と指摘している。
一方、中高年の体力は向上傾向にある。敏捷(びんしよう)性を示す反復横とびの成績は、男女とも45〜49歳、50〜54歳、55〜59歳の各年年齢グループで過去最高を記録。文科省は「健康に留意し、スポーツクラブなどを利用する人が増えているためではないか」と分析している。
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