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届けたいのはegao…京大病院小児科病棟ボランティア (1/2ページ)
■「にこトマ通信」100号記念誌発行
入院中の子供たちとその家族に“楽しく豊かな時間”を届けるボランティアとして、京都大学医学部附属病院小児科病棟(京都市左京区)で活動している「にこにこトマト」(神田美子代表、69人)が、12年間にわたって発行してきた活動報告「にこトマ通信」の100号記念誌「egao(えがお)」を発行した。「病院での時間を“無駄な時間”と考えず、かけがえのない一日の連続にしたい」との思いからスタートしたこれまでの歩みが、全ページに詰まっている。(服部素子)
にこにこトマトの結成は平成7年2月。その3年前に当時小学生だった神田さんの長女が同病院に入院。9カ月に及んだ付き添い生活で、「入院している子供たちには痛いこと、つらいことが多い。だからこそ、楽しく豊かな時間がより必要」と痛感した神田さんが、病院側の了承を得て、個人活動として病室でおはなし会を始めたのがきっかけだった。
「娘の退院でいったんは友人たちにバトンタッチしたんですが、2年を経てまた私にバトンが回ってきて。『にこにこトマト』の名で、グループ活動として始めることになりました」と設立の経緯を話す。
設立時のメンバーは約10人。おはなし会から始まって、ピアノ教室や「作って遊ぼ」など、プログラムは次々に増えていった。
◆◇◆
にこトマ通信の第1号は7年7月に発行した。B4判2ページで50部でのスタートだった。院内コンサートやプレールームでの活動に参加する子供たちの写真などを織り込みながら、プログラムを紹介。さらには、退院した家族からの手紙、日々の病棟で思うことなどがつづられた。
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