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秦郁彦氏「最後には『事実』が勝つ」 愛媛「正論」懇話会
このニュースのトピックス:慰安婦問題
愛媛「正論」懇話会の第12回講演会が18日、松山市の松山全日空ホテルで開かれ、現代史家の秦郁彦氏が「日本近現代史をどう見るか」をテーマに講演した。南京事件など日中間で歴史認識が異なる問題について「重要なことは『事実』だ。最後には『事実』が勝つ」と強調した。
秦氏は19〜20世紀に世界を席巻した帝国主義を振り返り、「(経済学者の)マルサスとマルクスという2人の『M』が大災厄をもたらした」と指摘。「日本人が幸運だったのは先人の良識の所産であり、天皇制が残ったことだ」として、皇室の存在意義を説いた。
また、南京事件や従軍慰安婦など見解が分かれる国際的な問題は「正面からぶつかり合っても相手は意地になるばかり。(相手が)自分で考え自分で主張するのを待つしかない」とした上で、「相手が冷静に調べようというときに読めるよう、(歴史的な事実を)きちんと英訳出版しておくことも必要だ」と述べた。