エンタメ【自作再訪】ちばてつやさん「あしたのジョー」 力石の死…描き進めていくうちに「これはもう生きていられない」と+(1/3ページ)(2013.11.25 11:37

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【自作再訪】
ちばてつやさん「あしたのジョー」 力石の死…描き進めていくうちに「これはもう生きていられない」と

2013.11.25 11:37 (1/3ページ)

「命懸け」で向き合った日々

 少女漫画からスポーツ漫画まで幅広いジャンルで活躍してきたちばてつやさん(74)。孤独な不良少年がボクシングを通じて成長する姿を描く『あしたのジョー』(昭和42~48年)は、連載中から社会現象となり、完結後40年で累計部数2千万部を超える国民的な人気作だ。原作の梶原一騎(高森朝雄)さんと二人三脚で向き合った5年半は、主人公・矢吹丈の人生と重なる壮絶な日々だった。(聞き手 戸谷真美)

 描き始めたのが28歳のとき。最後は34歳になっていました。梶原さんと『ジョー』という素晴らしい作品に出会い、すべてを出し切って、私にとっても、まさに青春が終わって燃え尽きた作品だったと今は思います。

 ジョーは梶原さんと私の、全く異なる個性がうまく融合してできた作品でしょう。梶原さんは格闘技に詳しく、原稿も非常に男っぽい。私は争いごととなると、遠くからこわごわ見ているタイプ。だからジョーとライバルの力石徹のような、戦うことで培われる友情というのが最初はピンときませんでした。でも、描いているうちに「ここまで生命を削って戦うのは、お互いに相手を認めていることだ」と分かってきた。こういう男の世界を表現したのは梶原さんです。

 ジョーも力石も、私とは対極にいる人間、憧れでもあります。ただジョーは世の中を少しすねているような、わかりにくい人間かもしれませんね。

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