エンタメ手塚治虫14歳 天才の原点 プロとして最初の1枚、復刻 +(1/3ページ)(2012.2.6 08:36

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手塚治虫14歳 天才の原点 プロとして最初の1枚、復刻 

2012.2.6 08:36 (1/3ページ)タカラヅカ

 生涯に15万枚の原稿を描き、ストーリー漫画を芸術の域にまで高めたとされる漫画家、手塚治虫。プロとして描いた最初の1枚を収録した『手塚治虫創作ノートと初期作品集2』(小学館・1万1550円)が今月、刊行された。手塚が旧制北野中学(大阪市)に在学していた昭和18年、14歳の時に描いたもので、出版は初めて。漫画研究の上で貴重な資料となりそうだ。(溝上健良)

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 作品集には、手塚の創作ノート12冊の復刻版と、プロとしての最初の1枚を含む小冊子「オヤヂ探偵」、同時期の習作「バリトン工場事件」を収録。小学校時代から鉛筆で漫画を描いていた手塚が、初めてペンとインクを使って描いたのが「オヤヂ探偵」の扉絵とみられる一コマだ。「オヤヂ探偵」は手塚が冊子にして同級生の間で回し読みされたもので、これまで出版されることはなかった。

 描かれたひげ面の男性は、“ヒゲオヤジ”として以後、手塚作品の多くに見られる重要なキャラクター。級友の祖父をモデルにしたとされ、絵柄はすでに後年の作品につながる完成度の高さが見て取れる。一方で、小冊子のコマ割は単純な升目状のものを多用しており、未熟さものぞく。発行元の小学館クリエイティブで編集を担当した川村寛さん(63)は「天才の若いころの素養とそこからの漫画の進化、成り立ちの過程を見て、研究の役に立ててほしい」と話している。

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