- [PR]
エンタメ
【2011文化部記者のベスト3】ネットのできごと 震災・スマホ・バカ発見器
(1)震災でネット活躍、問われるメディアリテラシー
東日本大震災では、発生当時は電話がつながりにくくなり、互いに情報を瞬時に確認しあえるツイッターや、フェイスブックなどのネットメディアが連絡手段として活躍。復旧作業にも威力を発揮した。
発生当初は、安否確認や救助を求める声がツイッターにあふれ、さらに声自体に「拡散希望」と添え書きがされ、善意によって声は広がった。首都圏には家に帰れない帰宅困難者があふれたが、「どの電車が動いているか」「どれくらい混んでいるか」「宿泊施設があるか」など、生活に関わる情報が、即座に得られるメリットがあった。
ただ、情報の発信源が多い分、誤った情報も多い。千葉県の石油会社の製油所が爆発した際、周辺に有害物質が降るというデマが広がった。面白いのは、そのデマを打ち消したのも、ツイッターの声だという点だ。騒ぎはほどなく沈静化し、一定の“自浄作用”も見られた。
被災地でもツイッターやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は活躍。発生直後の混乱から支援物資も被災者にちゃんと届かない問題があったが、ボランティアがツイッターを利用し状況報告。リーダー格の人物にフォロワーが集まり、交通整理が行われ、状況が改善された。たびたび来る余震も、被災者をフォローすることで、テレビの速報より速く情報が得られることがあった。
(次ページ)スマホ普及、管理は慎重に
関連ニュース
- [PR]
- [PR]