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「マリア・カラス」を特集 「モーストリー・クラシック」8月号 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:離婚&破局
月刊音楽雑誌「モーストリー・クラシック」(産経新聞社発行)8月号で、「マリア・カラス ディーヴァの真実」を特集している。不世出のソプラノ歌手、マリア・カラスは1977年、53歳で早世した。今年は亡くなって32年になるが、映画の公開や本が出版されるなど、その人気は衰えを知らない。日本文学研究家のドナルド・キーン氏は「比較になる歌手はいない」と断言する。同誌はディーヴァ(歌の女神)の魅力を徹底的に探っている。
カラスは1923年、ギリシャ移民の次女として米ニューヨークで生まれ、幼いころから歌の才能を示した。アテネ音楽院などで学び、15歳でオペラの初舞台を踏んだ。47年、イタリアのアレーナ・ディ・ヴェローナでオペラ「ジョコンダ」に主演。50年にミラノ・スカラ座にデビューし、以後、瞬く間にオペラ界の頂点に上り詰める。
その存在は世界中を魅了した。新国立劇場オペラ部門の初代芸術監督を務めたバリトン歌手、畑中良輔は50年以上前、日本で初発売されたLPレコードを聴き、「彼女の歌い出すワンシーンは、そのオペラの全曲の内容が、もうここに圧縮されてしまっているかのように私の前に立ちはだかっていた」と当時の思い出を鮮明に語っている。また自分の歌を聴いてもらったソプラノ歌手、林康子は「カラスは私にとっての歌の基準」という。
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