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【辻井さん優勝】「まだスタートライン」 帰国会見で心境
このニュースのトピックス:クラシック
米国で開かれた第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し、帰国した盲目の日本人ピアニスト、辻井伸行さん(20)が10日午後、東京都内のホテルで約150人の報道陣の前で記者会見を行った。
9日は自宅で一晩を過ごしたという辻井さんは「日本に帰ってきてほっとしました。花や電報がたくさん届いてうれしかったです。祝福のメールを送ってくれた友人に早く土産話をしたいです」と現在の心境について語った。コンクールについては「優勝した瞬間は自分の名前が呼ばれるとは思っていなかったのでびっくりしました。でも今、スタートラインに立ったところなので、これから勉強して自分の音楽を作っていきたいと思っています」。
優勝したときに「うれしい」と一言だけ漏らして抱きしめてくれたという母親や、尊敬している父親に対しては、「ここまで来られたのは両親のサポートのおかげなので、本当に感謝しています。親孝行のために早く自立して、よいお嫁さんを見つけて安心させたい」とにっこり。「1日だけ目が見える日があったら、1番見たいのは両親の顔。だけど今は心の目で見ているので満足しています」と話した。
辻井さんは、13日に岩手県北上市、17日に名古屋市で演奏会を予定しているが、すでにチケットは完売しているという。
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