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探求続ける「音」 心のスクリーンに映す 指揮者 上岡敏之さんに聞く (3/4ページ)

2009.3.18 21:17
このニュースのトピックスクラシック
【サウンドボックス】指揮者、上岡敏之さん=東京都新宿区(川口良介撮影)【サウンドボックス】指揮者、上岡敏之さん=東京都新宿区(川口良介撮影)

 ■日本で難曲に挑む

 日本の有名オーケストラからのオファーに気にも留めず、ひたすらドイツで自分の音楽を究めてきたが、4月に新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会に登場する。それでなくとも人見知りが激しい上岡さんにとっては、ドキドキの初顔合わせ。選んだプログラムはリヒャルト・シュトラウスの「家庭交響曲」。作曲家が自分の家庭生活を音楽で描写した個性的な作品で、子育ての楽しみや悩み、夫婦げんかの情景などがオーケストラで巧みに表現される。100人を超す楽団員を要する大変な難曲で、日本では演奏される機会が少ない。

 「家族のアルバムを音楽にしたような、ストーリーがくっきり見える面白い作品で、オペラ的なところもあります」。ドイツの楽団で積み上げてきた実績を日本で披露する機会にふさわしい選曲だ。「聴く人の心のスクリーンに情景が映るような音楽なんです」。鉄人指揮者の目がキラリと光った。(文:束田花歩(つかだ・かほ)/撮影:川口良介/SANKEI EXPRESS

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【サウンドボックス】指揮者、上岡敏之さん=東京都新宿区(川口良介撮影)
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