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クラブ・ジャズ牽引 イサオ・オサダさん 古きものを壊し、新しきものを創造する

2009.1.6 08:00
イサオ・オサダさんイサオ・オサダさん

 日本のクラブ・ジャズシーンを牽引(けんいん)するトランペッターで、イベントオーガナイザー、プロデューサーとしても活躍中のイサオ・オサダさんが「古いものを壊して新しいものを創造する」という音楽的スタンスのもと、5年前から取り組んできたサウンドプロジェクトが1枚のCDアルバムとして結実した。題して「isao osada presents afrontier」。「アフロンティア」とは、音楽の源流「アフロ」と、未知の領域「フロンティア」を合体した新イベントに名づけた造語だとか。

 『現代用語の基礎知識』によると、クラブ・ジャズとは「ヒップホップ(アフリカ系アメリカ人の音楽、ライフスタイル、着こなし、ものの言い方など)やハウス(シカゴのウェアハウスというクラブを発祥とするサウンド)のビートにジャズの要素を加えたもの」らしい。オサダさんは「80年代の後半に、ロンドンのスタジオミュージシャンやロックミュージシャンがジャズをカバーすることで生まれてきた、最先端の時代とファッションを取り込んだサウンド、もしくはシーンのことです」と説明する。

 11歳のときからトランペットを吹き始め、中学ではジャズバンドを組んでライブ活動もスタートした。その後エスニックやロックなどさまざまな分野の音楽をこなし、海外でも旺盛な活動を続けてきた。一貫して「音楽に対する実験的な試み」を念頭におきながら、5年前から横浜の赤レンガ倉庫にあるクラブ「モーション・ブルー・ヨコハマ」で、DJやVJ(DJの映像版)を含む自己のバンドを率いて定期ライブを始めたことが、今回のアルバムリリースにつながった。「リズミックでグルービー、聴いて自然に体が動き出す」最先端の音楽が、この1枚に詰まっている。(宝田茂樹)

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イサオ・オサダさん
「isao osada presents afrontier」のCDジャケット
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