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【ウェブだから書けた】芸能記者のホンネ(1)邦楽アルバム ベスト10 (1/2ページ)
今年の映画は「崖の上のポニョ」のひとり勝ち。テレビドラマなら「篤姫」、音楽は青山テルマ…。でも、それはあくまでも数字の話。クリエーターたちの熱い思いが詰まった力作、隠れた名作は他にもまだまだある。1年365日、真剣勝負でひたすらエンターテインメントに向き合う産経新聞の記者が、紙面では書けなかった「ホンネのベストテン」を一挙掲載。見逃した人はガイドとしても、ぜひご活用を。
岡田敏一が選ぶ2008邦楽アルバム
(1)パフューム「GAME」
(2)スーパーフライ「スーパーフライ」
(3)アジアン・カンフー・ジェネレーション「サーフ ブンガク カマクラ」
(4)奥田民生「Fantastic OT9」
(5)相対性理論「シフォン主義」
(6)ジェロ「カバーズ」
(7)絢香「Sing To The Sky」
(8)宇多田ヒカル「HEART STATION」
(9)GReeeeN「あっ、ども。おひさしぶりです。」
(10)電気グルーヴ「J−POP」
邦楽では従来のビッグネームより個性派の活躍が目立つ1年だった。ネット社会の進展による情報過多で、テレビドラマや人気番組とのタイアップといった旧来のヒット曲製造の黄金律が年々、通用しなくなっている。音楽業界では「FM局の大量オンエアがCDの売り上げ増に全くつながらない」との嘆きが聞こえる。
そんな逆風の中、今年も多くの作品が登場したが、断トツの1位はパフューム。“女の子3人組みのテクノ”なんて一昔前なら一笑に付されたこと間違いなしだが、これが時代のツボにバッチリはまった。
プロデュース&作詞作曲の中田ヤスタカが生み出すデジ・サウンドとポップなメロディー。あ〜ちゃん、のっち、かしゆかの3人の天然炸裂(さくれつ)キャラ、1990年代以降、メディアを席巻した米黒人系ヒップホップ系ダンスを過去に葬り去るピンクレディー直系の歌謡曲系組み体操ダンスが素晴らしい。出世曲「ポリリズム」も素晴らしいが、個人的には「シークレットシークレット」がベスト。仕事抜きで今年最もよく聞いた作品だ。










